「みんなで!SOYCMS を使って語ろう」という勉強会に参加してきました

使いやすい!簡単便利で高機能なSOY CMS無料で公開中

昨日(2008.3.27)開発者の古荘さんを招き、SOY CMS勉強会というものが開催され、お誘いを頂けたので参加してきました。

使いやすい!簡単便利で高機能なSOY CMS無料で公開中

今回は SOY CMS の開発元である株式会社日本情報化農業研究所の代表取締役古荘貴司さんが直接教えてくださるという非常に贅沢なかたちでした。

このような機会を提供していただいた蒲生さん古荘さん、そして今回参加された皆様、本当にありがとうございました。

少々長いエントリですので、今北産業ばりに簡単に3行でまとめました。

  • 基本的にはコメントと id を書き加えるだけなので、HTML が分かっている人であれば、既にあるサイトにも簡単に組み込める
  • ただし概念的な部分の理解に時間がかかる場合があり、また UI も分かりにくい点が多い
  • 開発者の古荘さんはイケメン

開発者の古荘さんよりご回答をいただけた部分を追記いたしました。

SOY CMS は HTML が分かっている人であれば、既にあるサイトにも簡単に組み込める

今回は SOY CMS の使い方を0から教えていただいたのですが、自分が書くよりも多分こちらを見ていただいた方が分かりやすいかと思います。:-P

としてしまうのも乱暴なので今回の勉強会で分かったことをいくつか書いておきます。

  • SOY CMS をダウンロードする際はSQLite版(インストーラなし)をダウンロードした方が良い
    SOY CMS のダウンロードページへいくとSQLite版とMySQL版があります。どうしてもMySQL版じゃないとダメ!という場合以外はSQLite版を使用した方が良いようです。
  • SQLite版(インストーラなし)ならインストールは楽々楽チン!
    なぜSQLite版の方が良いかというとSQLite版の場合はダウンロードした zip ファイルを解凍し、できた5つのフォルダをアップロードし、
    (インストールしたディレクトリ)/admin/
    にアクセスして初期のユーザ名とパスワードを設定するだけでインストールが完了するからです!
    (細かいインストールの方法は SOY CMS 公式サイトインストール解説をご参照ください)
  • 親カテゴリ、子カテゴリはできない
    現在の SOY CMS (Ver.1.2.4a)では親カテゴリ、子カテゴリはできないそうです。その代わりにてラベルを用いて複数のブログを1つのサイト内に持つことができますので、それを使うと同じようなことができそうです。

概念的な部分の理解に時間がかかる場合がある

自分も含め、今回参加されていた皆様も同じように悩んでいた(?)のがこの概念的な部分だったと思います。どういうところが分かりにくかったのでしょうか?

例えば SOY CMS には各エントリにラベルという物を付けることができ、それによっていわゆるブログの分類や、その中のカテゴリの分類を行うことができます。

しかしそれらをどちらも自由に選択できる、ということは今まで他の CMS にはあまり無かった概念なので理解までに時間がかかりそうです。

このラベルは他の CMS でいうところのタグ、もしくは Gmail でいうラベルに相当する物だと考えるのが、今の時点では一番分かりやすいでしょうか?

その上で「A」というラベルのついたエントリだけをまとめたブログ、なんて物ができる訳です。

・・・と、書いてもよく分からないですよね?自分もまだ完全に理解できているとは言えないと思います(汗

他の参加されていた皆様も意見が出ていましたが、この辺りの文言を再考するとより分かりやすくなるのではないかと思いました。

(このラベルがカテゴリでもタグでも無く、自由に利用できる点はすごく良いと思うので、このメリットをうまく伝えることができると良いのですが・・・)

UI に分かりにくい点が多い

これは今回参加して SOY CMS の一番のウィークポイントだと思いました。

上に書いた概念の部分は理解してしまえばきっとどうでも無いことなのでしょうが、UI の部分に関しての問題はかなり大きいと思います。

例えばあることをしようと思ったときに、クリックしなければいけないボタンやリンクがあちこちにあるので単純に視点の移動だけでも大変です。

この点は参加されていた皆様も同じように指摘しており、この部分が改善されるだけでも随分と敷居が下がり、導入しやすくなるのではないか、と思いました。
(もちろんこの改善がかなり大変なのですが・・・)

SOY CMS に対する要望

SOY CMS の特徴でもあるコメントや id を書き換えるだけで、HTML が分かっている人であれば、既にあるサイトにも簡単に組み込める!という点に関しては本当にその通りで、柔軟にいろいろなことができるなぁ。というところが正直な感想です。

ただそのためには上にも書いたような UI の改善など「もっとこうだったら使いやすいのに・・・」と思った部分も多くありました。
ですのでここではそれをまとめてみたいと思います。

  • UI の改善
    もっと実際に使用する側のフローに沿った UI にした方が良いと思います。個人的に Web サービスのようにブラウザ上で何かをする物に関しては UI が全てだと思っているので、この点に関しては更なる改善を望みます。
  • Safari 4b でうまく動かなかったところがあった
    今回、自分はいつものように愛用の(?)Safari 4b で参加したのですが、そこでうまく動かなかったところがありました。
    主にはこの2点です。まぁβ版のブラウザを使っているのであまり大きなことは言えませんが、直ってくれると良いかなと思います。
  • WYSIWYG エディタなどは本当に必要かどうか
    SOY CMS ではエントリの投稿画面に WYSIWYG エディタが使われていたり、テンプレートの編集の部分などで HTML のカラーリングをしてくれたりしています。
    しかし、これらは本当に必要でしょうか?
    WYSIWYG エディタはそれを使わずに自由に HTML を記述したい人もいるでしょうし、HTML のカラーリングはその色づけのときに若干タイムラグがあり、また自分の環境(Mac + Safari 4b)では色付けされるタイミングでカーソルの位置が変わってしまったりしていました。
    確かに最初は便利なのかもしれませんが、何も無いただのテキストエリアというのも随分使いやすい物です。この辺りは使うかどうか、ユーザ側で選択できると良いのではないかなと思いました。
    (2009.03.30 追記)開発者の古荘さんよりご回答をいただけたました。
    WYSIWYG エディタに関しては「WYSIWYG エディタ切り替えプラグイン」で、HTML のカラーリングに関してはエディタのテキストエリアのすぐ上の「エディタの切り替え」ボタンから色づけを off にできるとのことです。
  • マニュアルの充実
    SOY CMS は他の CMS には無い物を持った CMS ですのでもっとマニュアルが充実してくれると嬉しいかなというのが正直なところです。
    またインストールの部分などは pdf になっていたりしますが、同等の HTML 版もあると個人的には見やすいので助かります。
    (pdf だと古い情報を参照している、という場合もありますし・・・)

と、いろいろと辛口なことも言っていますが、既にあるサイトに簡単に組み込めるなど面白い点は多いですし、まだリリースされてから1年ほどということで今後にさらに期待できる CMS ではないでしょうか。

個人的にも応援していますし、どこか使えるところがあるなら使ってみたいな、というのが正直な感想です。

そのためにも、是非 UI の改善などを強く望みます。

大事なことなので数回言いました。

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Afficheur の使い方を書いてみる

Afficheur

ということで、自分も以前からテスターとして参加させていただいていた Afficheur が一般公開されました。

Tedious days: Afficheur - リリース(0.1.0.0)

@veadar さんが早速分かりやすい記事を書いてくださっています。

Twitterなどのマイクロブログにホットキーでマルチキャスト、さらにそれぞれのTLを一本化してGrowlで表示できてしまうとんでもないアプリ『Afficheur』 | Macの手書き説明書

と、基本的な使い方は @veadar さんの記事を読めば分かりますので、ここでは「自分は普段こうやって使ってます」というのを中心に書いてみようかとおもいます。

きっとそのうちヘルプとかに書かれるはずのものも多いですが :-)

ホットキーが使えるのは Growl のみにあらず

基本GrowlでTLが表示され、そのGrowlスティッキーをShift+クリックでリプライ、OptionShift+クリックでFavorite/イイネ! 、貼ってあるリンクをWebブラウザで開きたい時はOption+クリック(この組合せは変更可能です)

基本的には Growl をクリックするときに使うのですが、実はタイムラインウィンドウでも使えます。

タイムラインウィンドウで該当の発言を選択した状態で設定したホットキー + ダブルクリックで同様の動作が可能です。

メニューにも用意されていますが、これで Growl をクリックできなった(先に消えてしまった)とか言うときにも便利ですね!

タイムラインの絞り込みはタイトルバーで確認

アイコンをクリックすればその人のポストを絞り込んで表示してくれ、まさに至れり尽せり。

ユーザのアイコンをクリックすれば、そのユーザの発言を絞り込んでくれますし、サービスのアイコンをクリックすれば、そのサービスでの絞り込みも可能です。

また、現在どんな絞り込みが行われているのかはタイムラインウィンドウのタイトルバーで確認が出来ます。

アピアランスの設定はしておいた方が良い

環境設定からタイムラインウィンドウのアピアランスの設定(背景色や文字の色、サイズなど)ができますが、これは設定しておいた方が見やすいと思います。
例えば自分の場合はこんな感じ。

アピアランス

是非自分が一番見やすい設定を探してくださいね!

よく使うタグなどは登録しておこう

きゅーり.jp: マルチキャストツール Afficheur にもある通り Afficheur は # や ! から始まるハッシュタグやチャンネルをインクリメンタルサーチしてくれる訳ですが、この候補は受信したタイムラインから自動で取得されます。

それ以外にも自分で設定もできますので設定しておくと良いでしょう。(Suggestions)

また取得したくないタグなどは Ignores に入れておくことで無視することができます。

Growl の設定でさらに発言を見逃さない

Afficheur では Growl の表示が色々別れているのでそれぞれ別々に設定することができます。
ざっとあげると次の画像のような感じです。

Growl の設定

自分はサービスによってタイムライン取得時の Growl のスタイルを変えたり、Reply や DM 、キーワードの Growl はスティッキーにしていたりします。

こうしておけば Growl の消えるスピードが速くても重要な発言は見逃すことが無くなるでしょう :-D

スティッキーなメッセージが増えすぎた場合でも一気に消せますしね → Growl で大量のスティッキーなメッセージを一気に消す方法

Afficheur のサイトについて

今回、公開用のサイトを作らさせていただきました。

Afficheur - Afficheur is multi cast tool for Micro blogs.

Afficheur は Mac 用のアプリということで基本的に Mac 用のブラウザ中心に作っていますw

ちなみに推奨ブラウザは Safari 4 (beta) ですw

みんなで作ろう!

また Afficheur はこれまで様々なディスカッションする事によりいろいろな機能を実装してきました。もしご興味のある方はこの辺に参加してみてはどうでしょうか。

最後になりましたが、ここまで俺をはじめとするユーザのわがままを聞きながら作ってくださった @kichi さん、ありがとうございます!!


「海外と日本のユーザビリティ」が開催されます

Web Directions East09 -express- 「海外と日本のユーザビリティ」

Web サイトというものがこれだけ普及してきた今、ただサイトを作れば良いという時期はもう過ぎたのではないでしょうか? 今後はより使いやすい、使っていて気持ちいいサイトというのが必要になってくるように思います。

ただ日本のサイトと海外のサイトを比べたりすると、ユーザビリティなどに関しての認識が少し違うように感じます。

サイトは本来それを閲覧するユーザにとって有益であるべきはずなのに、それを本当に実践しているサイトが日本には少ないように感じるのです。

Web Directions East09 -express-

そんな中、明日3/11にアップルストア銀座で Web Directions East09 -express- として「海外と日本のユーザビリティ」というイベントが開催されるようです。

ユーザビリティの良いサイトを制作するのに必要なユーザビリティテストとは何か、また Web Directions South08 にてユーザービリティについて講演をされた DiggDaniel Bruka の内容なども交えてフランクなユーザビリティを学べれるようになっているそうです。

無料イベントですのでサイトのユーザビリティについて気になる方は参加してみてはいかがでしょうか?

mixi のコミュニティで参加表明が出来るようです。

Web Directions East09 -express- 「海外と日本のユーザビリティ」

2009.3.11 19:00〜

場所:アップル銀座 mixi のコミュニティで参加表明はこちら

Daniel Bruka氏が2008年WebDirectionsSouthで披露したユーザービリティのスライドを踏まえて、オーストラリアで行われたWebDirectionsSouthに参加した菊池氏がご紹介いたします。

【アジェンダ】
  • 「世界のウェブ業界で活躍するスゴイ人紹介」 〜Daniel Bruka氏〜
  • Daniel Bruka氏から学ぶ、海外のユーザビリティ思想
  • 日本にも通用するユーザビリティの考え方
  • ユーザビリティテストツール「Silverback」のご紹介&無料ワークショップのご紹介
【参加費】
無料
*参加表明していただければ、確実に席に座れるご案内をさせていただきます。*
【プレゼント】
WDEEに参加の方には、限定ですがWDE08カンファレンスバッグをプレゼントいたします。
【抽選】
WDEEに参加の方、50名につき1名様をWeb Directions East09(カンファレンス)にご招待いたします。ただし、50名に満たない場合は抽選はありませんのでご了承ください。


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