書籍「デザイニング・インターフェース 第2版」

デザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザイン

デザイニング・インターフェースの改訂版となるデザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザインは現在 GUI のアプリケーションを作っている方にとっては必読といえる良書です。

最新の内容

今回の改訂版で新しくソーシャルメディアとモバイルの内容が新しく追加されていますが、これらのインターフェイスパターンがしっかりとまとめられたものというのは今までなかったのではないでしょうか?

現在これら2つの要素は、インターフェイスを作る上で欠かせない内容となっています。しかし現在進行形で進んでいる分野でもあるのでなかなかまとめるのが難しいのではないかと思います。

そんな中でこの書籍では必要最低限、かつ必須に内容が綺麗にまとめられているので、これらのUIをこれから作ろうとしている人は1度読んでみて損はないでしょう。

特にソーシャルメディアの活用の章では「超小型の逆ピラミッド」や「最新のさざめき」など今までとはまた違った考え方をしなければならないものが多いですので、本書を読んで先人がまとめた知恵をうまく活用していくと良いのではないでしょうか?

電子書籍化への要望

本書はUIを作るすべての方に読んでほしい書籍ではありますが、個人的に不満な点も幾つかあります。

現在のUIは1つのパターンのみで構成される簡単なものは少なく、複数のパターンを組み合わせて作っていく必要があるのではないでしょうか?

本書に出てくるパターンにも関連するパターンがいくつか有るのですが、どうしても紙という制約上あちこちと見比べることが難しいというのが現状です。

また実際のUIの動きや「本書以外での解説」のリンクが難しかったりもします。

それらの問題を解決する1つの方法として電子書籍化、という方法があるのではないかと思います。

もし本書が電子書籍化される際は単純なpdfではなく、画像や動画、リンクをうまく使った形式で出していただけるとありがたいな、と思います。

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スマートな働き方はデジタルとアナログのハイブリッドで

アンケート君

IBM が Appstore で「アンケート君」というアプリでキャンペーンをやっています。
それに答えてみたのですが、主な感想としては「あまりにデジタル賞賛すぎるなぁ」と。

設問内容としては「ニュースは何で収集してますか?」や「スケジュール管理には何を使ってますか?」など10問。
それらほとんどにデジタル機器を使った回答が用意されていました。

その結果として自分の働き方のスマート度は 60% でした。

どうやらこれはデジタル機器やサービスを多く使ってる方がポイントが高いようなのですが、実際はどうでしょうか?

デジタル機器やサービスの利点

まずデジタル機器やサービスの利点は何でしょうか?

データが見当たらないことが少ない
最近のサービスなどは検索機能が標準実装されていることが多いため、自分がどこにしまったのか分からないようなものでも検索によって簡単に見つけることができます。
これをアナログな紙などを使用している場合、見つからなかった場合は大変なことになってしまいます。
データが(基本的には)消えない
デジタル機器の故障やサービスの不具合などということはありますが、基本的には自分で消さない限りはデータは消えません。
これを上述の検索と組み合わせることで、よりスマートな働き方ができるのではないでしょうか。
ルーチンな作業には便利
「毎日10時にアラートメールを送る」などのルーチンな作業にはデジタル機器は適しています。
大体のサービスがそのような繰り返し機能を備えているため、あまり手をかけずに行うことができます。

デジタル機器やサービスの欠点

逆にデジタル機器やサービスの欠点は何でしょうか?

割り込みに弱い
あらかじめ決まっているものに対しては強いデジタル機器ですが、突如割り込んだ仕事や、書類上でここにこれを挿入したい!といった場合パッとできるものはあまり多くありません。
この手はアナログツールの方が柔軟に対応できるでしょう。
曖昧なものに弱い
これも似たようなものですが実生活では全てがすべて 0 か 1 の決まりきったものばかりではありません。
例えば「全体を見渡してできそうなものからやってしまう」というような使い方は、まだ難しいでしょう

結局はデジタルとアナログのハイブリッドで

仕事をする際にデジタル機器に働かされるようではいけません。
アナログなツールもうまく使いつつ、ハイブリッドでスマートな働き方を目指したいものです。


Google マップや Google の検索結果が HTML5 になっていた件

と言っても DOCTYPE だけですが・・・

日常的に Google を使っているわけですが、たまたまソースを見たら DOCTYPE の部分が HTML5 になっていました。

Google Search

へー、と思っていろいろ見てみたのですが、DOCTYPE 以外は特にコレと言ったものは見つかりませんでした。

ちなみに他のサービスでは 画像検索動画検索検索結果のページが HTML5 になっていました。

Google マップは全体的に HTML5 に

その流れで Google マップ を見てみたところ、こちらはトップページから DOCTYPE が HTML5 になっていました。

Google マップ

へー、と思っていろいろ見てみたのですが、DOCTYPE 以外は特n(ry

アップルも自身のサイトで DOCTYPE のみ HTML5 を利用していたりしますが、とりあえず DOCTYPE を書き換えた、というサイトはこれから増えて行くんですかね・・・?



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